福岡2日目。昨日は昼間にヨガの
個別レッスンを受けました。

ヨガをやる事により空手で言う帯の
結び目の位置にある臍下丹田に
身体の重心が落ち、非常に安定した
感覚を味わうことが出来ました。

ちなみに空手は30代のとき熱心に
取り組んだことにより私の人生が
非常に豊かになった武道で今年、
復活させるべき項目の一つであります。

ヨガの後、福岡に移動して来ました。
極親しい経営者の友人にある相談事を
するのが目的です。

本日は大分にさらに移動して温泉に浸かり
ながら相談事を聞いてもらおうと思います。

さて、、

■増山の起業日記 その14

2006年の起業当初、家族とのある事件は
今でも語ると涙が出るくらい、私に
とって衝撃的だった、と言うところ
からの続きです。

商品やサービスが全くない私にとって、
何から始めてよいか、サッパリ
わからない。
それが私の起業当初の毎日の感覚でした。

「何としても自分の足で立って
歩かねばならない」この動機だけが
私を突き動かしていたのです。

それを裏付けエピソード。
それが今日、お伝えする事件です。

ある日私は妻と娘、そして妻の母
つまり義理の母と四人で港区青山の
紀伊国屋ストアに買い物に行きました。

当時の私は副業を起業したとは言え、
まだまだサラリーマン気質にドップリ
浸かっていて、義理の父母に金銭的な
サポートをアテにしているような
ヘタレ男でした。

義理の父母は不動産を多数所有しており
非常に裕福な生活をしていました。

紀伊国屋ストアに足を運ぶ手段の白い
セフィーロワゴンも義理の父母に買って
もらったものでした。

なので義理の母に「車で紀伊国屋ストアに
買い物に連れて行って欲しい」と頼まれ
ればホイホイ車を出すような生活を
していました。

紀伊国屋ストアに入ると、一見、普通の果物
やお菓子がたくさん並んでいましたが値札を
よーく見ると「おせんべ800円」とか
「グレープフルーツで900円」とか超庶民の
私の感覚の二倍以上の金額でした。

「た、高いなあ」すると娘がプリンを
持ってきて「パパ、これ買って」と
私に差し出します。

値札を見ると700円、私は娘に
こう即答しました。「パパはね、700円は
持っているけど、今、ウチにはプリンに
700円は出せるお金はないな」

「おばあちゃんに買ってもらうからいいや」

その瞬間、私はあまりの自分の悔しさと
情け無さにドーンと金槌で胸を殴られた
ような感覚に包まれたのです。

それどころか、ふと横を見ると、お菓子や
果物をカート一杯に満たして歩く冴えない
オヤジがいるではないですか、、、

なぜオヤジに出来て俺には出来ない、、、

その瞬間、私は「何としても紀伊国屋
ストアで値札など全く気にせずカート
一杯に買い物をしなければ死んでも
死に切れない!」そう決意したのでした。

その後、何度かこの紀伊国屋プリン事件を
人に話す機会がありますが、その時必ず
娘がプリンを手にこちらを見ているシーン
がアリアリと目の前に再現され、悔しさと
情け無さで一気に目頭が熱くなります。

似たようなエピソードとして、
初回セミナー開催をするとき、当時
持っていたホームビデオでセミナー撮影
しようと三脚をビックカメラに買いに
行きました。

値札を見ると3000円。うーむ、、
今、3000円出してしまっていいものか、、、
と躊躇したものです。

そのような不遇の数々。
それくらい何もない自分。それが
私の起業当初の私です。

さて話をA氏の講座に戻ります。
講座期間の三カ月はアッと言う間に
終了し、次のステップ、A氏の
パートナーを選択するか否か、をしなければ
ならないことになりました。

私は迷わずパートナーになることを
選んだのですが、月額5万円の会費が
払える自信がありませんでした。

そんなとき、私に力強く講座を
一緒に学んだ二人の同僚が後押しを
してくれたのでした。

ひとりは後にシェアハウスの達人に
なるY氏。もう一人は講座の当初に
詫びを入れたB氏。今でもこの二人の
私への言葉に感謝しています。

その今でも感謝に値する二人の
素晴らしい言葉とは、、、

明日に続きます。

■追伸。

普通では知り得ない不動産投資方法や
40歳からの起業ノウハウについて、
こちらで公開しています。
http://bizsp.net/masyama-semi/?type=a

世界一自由を満喫している不動産投資塾の塾長
一級建築士 増山大

サイトURL:恥ずかしさと情け無さでいっぱいです

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