写真は、デカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」の舞台、ピピ島へ仲間とダイビングに出掛けた際に撮影したものです。
私は一級建築士なわけですが図面を引く仕事を引退したあと、欠陥マンションを見抜き、紛争を未然に防ぐ交渉人の仕事を3年間やった経験があります。とりわけ鉄筋コンクリートマンションが地震などの外力に耐える骨組みに致命的な欠陥がないかを調査確認し、欠陥があった場合、訴訟にするか示談にするか、を中に立って解決するという、なんとも
「ややこしい」
ことをシンプルに紐解いていく交渉ごとでした。いったいどこが
「ややこしい」
かと言えば建物の構造躯体の状況が
「ややこしい 」
と思われがちなのですが、実はそうではなく、損したくない、騙された、ムカつく、自分だけドサクサに紛れていい思いをしたい、、、etcという人間の感情がドロドロと交錯することが問題を
「ややこしい」
状態にしているのです。建物の構造躯体の状況は、実はシンプルに判定出来てしまうのです。
それが欠陥マンションの実態です。
というわけで、扱うのは建物のように見えて実は、人間の感情を扱う仕事であり、そこにフォーカスして紛争を未然に防ぐ、のがこの交渉人としてのやるべきことだったのです。
人間の感情は水ものです。
同じ事象でも伝え方や伝える時期で結果が大きく異なります。
従ってこの仕事の成否は、人間的な成熟度合いに依ります。
未熟な私は、人間的な自己成長、建築技術者としての自己成長、を大いにさせてもらえた仕事に出会え経験出来たことに感謝しています。
ちなみに
建物に欠陥があるか否かの判定
は至ってシンプルに出来てしまうのですが、あなたはその方法を知りたくないですか?
この投稿に、いいね、が200を越えたら、来週の土曜日にその具体的方法をお伝えします。
ではまた明日の朝8時に
お会いしましょう。
世界一自由を満喫している不動産投資塾の塾長
一級建築士 増山大
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