不動産投資建築家の増山大です。
    
これまで2000棟の賃貸住宅設計を
毎日毎日やって来ました。
     
それは単に選んだ仕事として、
やってきた感覚でした。
     
しかしそんな職業感が
ガラリと変わる事件に
遭遇することになるのです。
     
その事件とは、、
     
1997年1月17日早朝に起きた
阪神大震災です。
     
当時、建築士の資格を取り立てな
私は横浜市で設計マンを
やっていました。
          
大震災の少し前の年末に
来るべき関東大震災に備え
横浜市建築士会が主催した
危険建物診断士の講習会に
私は申し込んでいました。
     
しかし日々の忙しさを理由に
講習会をドタキャンしたのです。
     
その翌月、阪神大震災が発生。
診断士の資格を持つ建築士達は
建物診断のため続々と被災地に。
     
しかし私は被災地には行けない。
ドタキャンし診断士に
なっていないからです。
     
「なんて事、してしまったんだ」
     
講習会をサボってしまい
有事に役に立たない私。
自己嫌悪の嵐でした。
     
そんな私に震災直後の1月31日
被災地を訪れる機会が
やって来たのです。
     
そこで見たテレビ映像にはなかった
信じられない光景とは、、、
     
長くなるので次回の火曜日に続きます。
 
ではまた。
     
不動産投資建築家 増山大