会社はすぐ辞められる、と思った私に、なぜ上司Aは
「3ヶ月分の仕事を1ヶ月で片付ける実施計画を立て課員全員に了解を得よ。
でなければ、退職は許さない」
とのムチャクチャな無理難題をしたのか?意地悪をしたのか?
その理由を私は手に取る様にわかっていました。
理由は2つ。
1つ目。
自分が忙しくなるから。
上司Aは基本仕事をしていません。
正確に言うと、Aは実務はしておらず、部下の勤怠管理、が仕事。
出勤簿や超勤表を毎日書いているか?などが管理職の仕事。
私が退職すると、Aに私の分の実務仕事が回っていく可能性が高かったのです。
Aはそれを恐れていたのです。
2つ目は、ジェラーシー。
私はさすがに
「副業の不動産投資塾を本業とするため退職します」
とは言えないので、
「実家の大家業を継ぐ=これも本当なのですが」を退職の理由にしたのですから、
ジェラシーを感じられても仕方がないのです。
大家業=寝てても儲かるイメージですから。
Aは多くのサラリーマンがそうであるように、マイホームの借金返済に
汲々としていたのを私は知っていましたから。
男のジェラシーは深いです。
Aの言葉、顔つき、からそれは明らかでした。
しかし、私はだからと言って負けてはいられません。
私は無理難題を突きつけるAにこう言いました。
「Aさん、私が出来ないとわかっていて、無理難題を言うのですね。
いいでしょう。もしそれをやり抜いたら土下座して詫びてもらいます。いいですね?」
その時、Aは何と答えたでしょうか?
長くなるので明日に続きます。
世界で一番、自由を満喫している49歳一級建築士
増山大
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